日本に住んでいたころの今頃は、
「仕事納めだ~ ヽ(゚Д゚≡゚Д゚)ノ 」
「大掃除だ~ ヽヽ(゚Д゚≡゚Д゚)ノノ 」
「年賀状だ~ ヽヽヽ(゚Д゚≡゚Д゚)ノノノ 」
なんて、毎年のようにお決まりの『年内に終わらすべきこと』に追われ、今が旬!の芸人並みにどたばたばたばたしてたわたし。
どんなけ学習能力ないんだか _(-ω-`_)⌒)_
今年はというもの、
静か ( ・ ω ・ )
村上春樹の小説か??
日本とは、気候も街の空気感も180度違うシンガポールの年末。
全くの実感のないまま、ついに2010年代最後の日まで来てしまいました (¯∇¯٥)
【Mount Faber】
概要と歴史
『Mount Faber(マウントフェーバー)』は、シンガポール本島南部に位置する高さ100m程度の小高い丘。
海抜164mの『Bukit Timah(ブキッ・ティマ)』に続く、本島で2番目に高い場所です ٩(ˊᗜˋ*)و
100mって、大阪名物『通天閣』と同じ高さやで( ̄▽ ̄)
もともとは『Telok Blangah Hill』というマレー語の名前が付いていましたが、イギリス占領下時代の1844年、軍のエンジニアであったキャプテン・チャールズ・フェーバーによって頂上までの道が開拓され、その後『Mount Faber』という外国人でも馴染みやすい呼び名に改名されました。
開拓前の丘の様子は当時の記録書に、
『Stupidly narrow pass in thick undergrowth』
『もりもり緑の生い茂るアホほど狭い道』
と記されているようです ( ̄▽ ̄;)
東西に長いマウントフェーバーはシンガポール政府管轄の自然公園となっており、端から端まで約5kmのトレイルコースで繋がっています。
山頂(丘頂?)には『Faber Peak(フェーバーピーク)』と『Mount Faber Park(マウントフェーバー公園)』があり、セントーサ島へ向かうケーブルカーの始発駅『Mount Faber Station(マウントフェーバー駅)』や見晴らしの良いレストラン、カフェやショップなど、観光スポットとしても楽しめる施設が整っています。
お時間のある方は、トレイルコースでのんびりハイキングを。
観光だけを楽しまれたい方は、フェーバーピークと公園をサクッと見学。
お時間&ご希望に合わせ、楽しみ方は様々です (*´︶`*)
施設詳細
【Mount Faber(マウントフェーバー)】
最寄の駅:Labrador Park・Habour Front 駅
開園時間:24時間
電話番号:6377 9688(8:45~21:30)
住 所:Junction of
Kampong Bahru Road & Telok Blangah Road
Sinagapore 099448
公式サイト:シンガポール国立公園局
【Faber Peak(フェーバーピーク)】
最寄の駅:Habour Front 駅
営業時間:8:45~21:30
電話番号:6377 9688(9:00~21:20)
住 所:109 Mount Faber Road
Faber Peak
Singapore 099203
公式サイト:https://www.onefabergroup.com/
行き方
マウントフェーバーへのアクセスは、2か所から。
① MRT・Circle Line『Labrador Park駅』下車。
公園西側からアクセスする。
② MRT・Circle Line/North East Line『Habour Front駅』下車。
公園東側からアクセスする。
ハイキング希望の方は、①か②いずれかの駅で下車後、徒歩にて入園し、およそ5キロのトレイルコースを抜けて、もう片方の駅までたどり着くルートが一般的です。
直接フェーバーピーク&マウントフェーバー公園へ行かれる方は、②のハーバーフロント駅から徒歩、もしくはタクシーでのアクセスが最短ルートになります (⑅•ᴗ•⑅)
【Faber Peak】
セントーサ島行きのケーブルカーは、フェーバーピークにある『マウントフェーバー駅』から乗ることが出来ます。
マウントフェーバー駅発のケーブルカーは、ハーバーフロント駅を経由し、セントーサ島へと続いてます。
逆に、セントーサ島からフェーバーピークへ行きたい場合も、同じケーブルカーで直行することができます。
シンガポールのケーブルカーの料金は一律35ドル(子供料金25ドル)。
仮にセントーサ島まで往復しても、フェーバーピークからハーバーフロント駅までの1駅だけの乗車でも、お値段は1円も変わりません (´тωт`)。゚
ハーバーフロント駅からフェーバーピークまでの道のりはそれなりに長く、延々と登坂。
歩きたくない方は、ケーブルカーで行くこともできますが、TAXIのご利用をおススメします。
もったいないからね (¯∇¯٥)
※セントーサ島行きケーブルカーのチケットは『Voyagin』が断然お得です。
『セントーサ島ケーブルカー 往復乗車券 割引Eチケット』
フェーバーピークからはシンガポールを一望することが出来ます。
施設内にあるレストランは眺望を意識したつくりになっており、広々としたテラス席からは、お食事と共に街の絶景を楽しめます。
雰囲気がとってもいいので、ぜひ食事付きプランで訪れてくださいね (⑅•ᴗ•⑅)
【 Mount Faber Park】
フェーバーピークから3分ほど歩いたところにある小さな公園が『マウントフェーバー公園』。
マウントフェーバー公園からの景色は、360度遮るものが何も無いという『大パノラミックビュー』。
晴れた日にはインドネシアの島々が、夜にはキラキラ輝く美しいシンガポールの街が見渡せます。
そして、ここに住む山頂の主こそが『山の上のマーライオン』!
別名『ヤマー子』です \(*T▽T*)/
最もポピュラーなマーライオンパークの『放水マー子』はぜひ会いに行っていただきたいですが、山頂ヤマー子の今にも放水しそうな堂々たる表情も必見です!
その他のマーライオン記事はこちら!
↓
『シンガポールの名所?【パパマーライオン】』
トレイルコースと【Henderson Waves】
ハーバーフロント駅からアクセスし、マウントフェーバー公園を抜けると、ラブラドールパーク駅へ続くトレイルコースの始まりです。
大自然と近代建築が融合したシンガポールならではのハイキングコースで、バードウォッチングやトンボ池、巨大熱帯樹など、ハイキング以外の見所もたくさん。
野生のリスやサルに遭遇するなど、人気の高いスポットです (*´︶`*)
トレイルコースの種類は2つ。
① 地上ルート(地面を歩く)
➞雨の日や雨天後、要注意。
② 空中ルート(あみあみの橋の上を歩く)
➞高所恐怖症の人、要注意。
高所恐怖症の方が雨天後に行かれる場合は、
その場合は、、、
申し訳ありません。
いずれかを選んでください m(*_ _)m
マウントフェーバー公園から歩き始めること10分。
た~っぷりのマイナスイオンの中、突如現れる超モダンな建造物が『空中のうねる波』こと『Henderson Waves(ヘンダーソン・ウェーブ)』。
Henderson Roadによって大きく2分割されるマウントフェーバーをつなぐ唯一の橋で、全長247m、地上36mに位置するシンガポールで最も高い歩道橋です。
『鋼材の肋骨』によってしっかりと支えられたヘンダーソン・ウェーブの独特なうねうね形状。
これを構成するのは高密度の堅木『バラウ』で、東南アジアでこの木材が使われている建造物は、ヘンダーソン・ウェーブのみ。
橋の途中には休憩スペースがあり、子供たちが遊んだり、老人が腰かけたり、はたまたラブラブカップルが愛を語り合ったり (〃∇〃)
景色の最もキレイと言われている日没の時間帯は、人が動きませんのでご注意を ( ̄▽ ̄;)
【Henderson Waves】
ライトアップ時間:19:00~02:00
【Telok Blangah Hill Park】
ヘンダーソン・ウェーブを抜けると、もう一つの公園『Telok Blangah Hill Park(テロック・ブランガー・ヒル・パーク)』が見えてきます。
近くには、絶景で大人気の結婚式場『Terrace Garden(テラス・ガーデン)』や、老舗イタリアンレストラン『The Alkaf Mansion(アルカフ・マンション)』などがあり、ハイキング途中の汗だく仕様とは打って変わった、美しくドレスアップした人たちの姿が。
お食事予定の方は、ドレスコードをお忘れなく (「・ω・)「
およそ5キロのハイキングコースには分かれ道などもありますが、どちらへ行っても先で合流することになります。
途中には標識がたくさん立っているので、道に迷いそうなときは必ず確認してくださね (๑•ㅂ•)و✧
お正月はMount Faberで、たるみ切った体を鍛え直しましょう~ ٩(ˊᗜˋ*)و