日本一のエクササイズ『ラジオ体操』のすごい効果！ │ ちいのブログ

GOLCYをお読みのみなさま、こんにちは！

街がホリデーカラーに色づいてきた今日この頃ですが、ラジオ体操のあまりの効力の凄さに衝撃を受け、うん十年ぶりにガチで体操してみたところ、大筋肉痛になった編集部のちいです。

おそるべし、ラジオ体操．．．

1. ラジオ体操の歴史
2. ラジオ体操の主な効果
3. ラジオ体操第一と第二
4. ラジオ体操のメリット
5. 行う際の注意点
6. ラジオ体操第一
7. ラジオ体操第二

ラジオ体操の歴史

日本に住んでいる人であれば、赤ちゃんからおばあちゃんまで、だ～れでも知っている『ラジオ体操』。音楽が鳴っただけで勝手に身体が動き出すのは私だけでしょうか？笑
体力の向上と健康の保持増進をはかる目的で、保険会社によって開発されたことは有名ですが、実はとっても素晴らしい効果があるんです♪

ラジオ体操は、アメリカのメトロポリタン生命という会社が1925年に発案した、15分間の「Setting Up Exercise」という体操を基に作られました。同じころ、国営の保険事業を始めるために世界の保険事業を視察していた当時の逓信省保険局が、すぐにそれを日本にも取り入れようと動き始めます。エクササイズの内容を日本人に合わせた内容に改良し、1928年、ラジオの急速な普及と共にラジオ放送したのが始まりです。

ラジオ体操の主な効果

今では夏休みの風物詩となっているラジオ体操ですが、放送開始から90年以上にわたり日本全国で変わらず愛され続けているのには、たくさんの理由があるんです。

1. 血行促進
2. 代謝アップ
3. 肩こり・腰痛緩和
4. 背骨や腰のゆがみ矯正
5. 筋力アップ
6. 内臓機能活性化

ラジオ体操は、即座に効果の現れるエクササイズではありませんが、毎日続けることによって確実に効果が表れてきます。継続することで体力が付き、風邪の予防や、肩こり・腰痛の改善にもつながります。また、血行が良くなり、代謝がアップし、減量にもつながります。

ラジオ体操第一と第二

ラジオ体操には、第一と第二があるのをご存知でしょうか？第一は3分13秒、第二は3分8秒、合計6分21秒の長さのエクササイズです。それぞれに13種類の運動が含まれていて、全身のおよそ400種類の筋肉を刺激することが出来ます。日常生活ではあまり動かさない関節や筋肉に影響を与えることによって、病気やケガの予防、体質改善が期待できます。

ラジオ体操第一は、いつでもだれでも手軽に行えるよう、比較的易しい動作の運動で構成されています。老若男女問わず、幅広い年齢層の人たち向けに作られており、呼吸を整え、身体全体の筋肉をほぐし、柔軟性を取り戻すことが目的です。

ラジオ体操第二は、職場の方たち向けに作られていて、体を鍛えることに重点がおかれています。「筋力強化」と「内臓の活性化」を目的とし、第一よりはやや難易度の高い動作が多いです。それでも、練習すれば簡単にできる運動ばかりなので、ぜひ第二もマスターしてくださいね。

ラジオ体操のメリット

1. 高消費カロリー
2. 全身の筋肉の鍛錬
3. 短時間高効力

第一と第二を合わせて、たった6分半のラジオ体操ですが、見た目以上に消費カロリーが高く、早足のウォーキングと同じくらいのカロリーを消耗します。また、飛ぶ、曲げる、伸ばす、ねじる、ゆする、まわすといった、身体のあらゆる動きが取り込まれていて、全身の筋肉をバランスよく使います。筋肉の鍛錬によって、姿勢が改善し、体質がどんどん良くなります。

行う際の注意点

1. 呼吸を合わせる
2. 筋肉を意識する
3. 正しいフォームで行う
4. 無理をしない

全てのエクササイズに対して言えることですが、呼吸はとても重要な要素です。慣れるまでは号令をよく聞き、各動作に合った呼吸を心がけてください。また、動いている筋肉を意識することも大切です。動かす体の部位も号令が教えてくれるので、聞き逃さないようにしてくださいね。動作に合わせた呼吸と、筋肉を意識することで、体操の効果が大幅にアップします。

怪我を防止するためにも、必ず正しいフォームで行うようにしてください。決して無理はせず、自分の体調に合わせたペースで行ってください。頑張るよりも、継続できるリズムで続けることが大切です。一人でなかなか継続が難しい場合は、ご家族や職場の方たちを誘って、ぜひみんなで楽しみながら行ってくださいね♪